からほり新聞 第42号

からほり新聞 第42号

2017年(平成29年)11月4日発行


路地と言えば空堀である。空堀の路地は高低差のある地形と、計画的な格子状の街区パターンという点はリスボンと共通する。上町台地の坂、瓦の土取りによる坂が混然一体となって形成されたものだ。全国に数ある路地の中でも、空堀の独自性は特筆に値する。
(空堀界隈のすばらしさを失うな ダン計画研究所 吉野国夫)

終戦の8月15日、私は疎開先、城東区深江橋近くの自宅に居ました。前日の14日は、近くにある森之宮の砲兵工廠が大空襲を受けた日で、とても通学できる状態ではなかったのです。それでも終戦になったからには登校しなくてはと、翌16日、片町線は線路の上を歩き、天六から柴島迄は電車に乗って、長い時間をかけて学校に辿り着いたのを思い出します。途中の京橋駅では大勢の遺体を見ました。
(学校で支給のパンを兄弟で分け合って 福田米一さん)

今の子供たちに必要なのは学歴や勉強ではなく、人間関係やコミュニケーション能力、ましてや仕事をする上では信頼関係を築くことと信じています。
楽器演奏者と子供たちが社会に出たときに生きていく力を高めたいと思い、2016年5月に楽団を設立しました。~中略~楽団の特色はとにかく「子供が主体」ということ。始まりの挨拶から演奏、終わりの挨拶まで大人はあくまでサポート役に徹しています。楽団はステージ演奏や募金活動、清掃活動などたくさんの演奏の機会に恵まれました。北原さんは1年を通じて、驚くほど速い子供たちの成長を感じたそうです。
(快傑!からほり人 谷町キッズポップフィルハーモニー楽団設立団長 北原さとみさん 岡田由佳子)

からほり新聞 第42号

■ 発行/「からほり新聞」制作チーム(「非営利活動法人 高齢者介助の会」内)

特定非営利活動法人 高齢者外出介助の会 とは?

◆お年寄りの皆さんにより楽しく充実した日常生活を過ごして頂くために活動しています。

  • 外出介助(買い物、墓参り、通院など)
  • 暮らしサポーター(買い物、薬の受取、入院時支援など)
  • 車椅子貸し出し(お気軽にご利用ください)
  • 生きがい作り講座(童謡・唱歌を歌う会、布ぞうりなど)
  • ハーモニカ教室
  • 「からほり新聞」制作

◆活動に共感してくださる方がいらっしゃいましたら、ぜひ、一度、ご連絡をお願い致します。
 お待ち致しております。

所在地 : 大阪市中央区松屋町4-8メイツ松屋町1階
TEL&FAX : 06-6764-4002
Mail : odekake@helen.ocn.ne.jp

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